外資系企業でプログラマーを10年やってわかったこと(1)

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こんにちは。

自己紹介の欄にも簡単に書いてありますが、2015年3月まで、ほぼ10年(正確には9年5ヶ月)某アメリカの外資系企業でプログラマー(社内での呼び名はソフトウェアエンジニア)をやらせていただきました。その時のことをつらつらと綴ってみました。

中途採用なら学歴に関係なく採用される。ただしタイミングが超重要

自分は転職(中途採用)で採用していただきました。自分は私立大学の付属高校に通っていたこともあり、一般受験などはせずに普通の?私立大学の物理学部に通い、修士までいました。

しかしこのとき新卒で就職活動をしたとき、あまりにも希望の企業に入れないのでびびりました。「最近は学歴あまり関係ないよ」って誰かが言ってたんですけど、気のせいですよね。自分も若かったので、信じていました。まず学歴でフィルターされているのは当たり前です。学歴フィルターがされていない企業は、人気のない企業です。

しかたなく某日本企業に入社しましたが、3年もたずに転職活動を始めてしまいました。(2005年)

転職活動は、たしかリクナビNEXTにエントリーしたら、転職エージェントの方がいろいろ候補を持ってきてくれるので、非常に楽でした。有給をとって面接試験に行くのは気が引けましたがよい思い出ですね。

そのエージェントの方にいろいろ紹介していただき、5社くらい面接をやりました。結果、日本企業は受からなかったのですが、外資系企業2社から内定をもらいました。

そのとき自分にとって幸運だったのは:

  • 勤めていた企業は残業代はちゃんとくれていたので年収はわりと高かった
  • 英語は昔から得意だった (当時TOEIC865点)
  • ゲームのコンテスト入賞の経験がある

といったあたりを評価してもらえたことです。

見事なまでに日本企業には採用してもらえなかったのは、自分が話が下手なこともあるのですが、なんといっても学歴が足りなかったのだと思います自分の経験では、外資系企業の中途採用は、学歴は新卒採用の時ほどは重視していないようです。

入社後、中途採用の方が後から何人も入ってきましたが、募集は年中行われているわけではなく、アメリカの親会社からの許可が出ている期間のみなので、運良くそのような期間に応募すると、採用される確率が高くなります。

転職活動と恋愛はタイミングが非常に重要です。

英語で仕事ができるかどうかは慣れ。しかし上限は努力次第

外資系なので、電話会議や出張などで英語をつかう機会がたくさんありました。

入社当時英語は得意だと思っていましたが、電話会議に出ても相手が何を言っているのかほとんどわかりませんでした。恥ずかしくて会社辞めようかと思いました。

しかたないので「英語が苦手な変な日本人」を演じます。すると相手も「ああ、こいつは英語にがてなんだな。よし、ゆっくり話してあげよう」となります。

そんな感じで悔しさで枕をぬらす毎日を、1年くらいつづけると、だんだん彼らの会話が理解できるようになっていきました。今思えば聞き取れなかったのは、英語だけの問題ではなく、そもそも社内用語になれていなかったのも大きな原因でした。

もう1つは、自分はアメリカ人のきれいな英語に慣れ過ぎていて、インド人や中国人の独特の発音に対応できていませんでした。そのあたりになれていったことも、理解できるようになった一因です。

同じ職場にいる同僚も、中には英語が苦手という人もおり、確かにその人が書く英語のメールとかは文法が間違えだらけなのですが、電話会議などはちゃんとこなされていました。結局、英語で仕事ができるかどうかは、TOEICの点数とかで測れず、慣れているかどうか、だと思います。

ただし、英語がびっくりするほどうまい人もいて、いろいろ聞いているとそういう人は相当勉強しているようです。ただ英語で仕事ができるだけにとどまらず、英語ですごく仕事ができるようになるには、慣れだけでは不十分です。

ある日突然クビになることはない。しかし評価が悪いと転職を勧められる可能性はある

よくアメリカの企業などで、「ある日上司に呼び出され、解雇を告げられて、その後席に戻ることも許されずに会社を追い出された」という話を聞きます。

自分がいた会社は、資本はアメリカのものでしたが、会社は日本のものでしたですので、日本の法律(労働基準法)が適用されます。なので、上記のような「ある日とつぜんクビ」は日本ではできないようです

自分のいた会社は労働組合がありました。しかし日本の外資系企業には、労働組合がないところもあるそうです。自分のスキルに自信がある人にとっては労働組合にはあまり必要性は感じないと思いますし、そういう人材が外資系企業に集まっているわけなので、労働組合はあってもなくてもいいかなと思います。

そうは言っても、成果主義はかなり徹底していました。毎年目標を立てて、年末に達成度合いを上司に報告します。上司がそれを見て評価を出し、評価が良いと基本給があがりますが、評価があまりにも悪いと、基本給が下がることもありました。さらに基本給が下がるような評価を連続で受けると、「転職支援」をもちかれられます。これは受けるかどうかは選択できますが、こうなってしまうともう出世の道は閉ざされています。

同僚同士ライバル意識が高くて職場はいつもピリピリしている、なんてことはない

外資系企業と聞くと、みんな成果をあげようと必死で、同僚同士でも足の引っ張り合いをしているようなイメージがありますが(自分だけ・・・?)そんなことは全くありませんでした。よかった。

むしろみんな自分に自信があるから、余裕たっぷりで、何を聞いても丁寧に答えてくれます。嫌がらせをされるようなら、むしろ大したものです。

ただし上記は職場での話なので、裏では何を言われてたり、嫌がらせをされているかも知れませんが、それは日本企業でも同じところです。

外資系企業でもエンジニアの待遇はそんなにすごくない。金融機関はすごいらしい

よく外資系企業だと「新卒から年収1千万超え」などという話を聞きますが、少なくとも自分の経験したエンジニアという職種ではそんなことはありません。外資系金融機関は、がちで新卒から年収1千万、平均年収3千万円とかあるらしいですね。うらやましい。

(つづく・・・)

なんだかプログラマーっぽいことを書く前に長くなってしまったので、今日はここまでにしておきます。後日つづきを書こうと思います・・・。

 

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