コミケ90で頒布した PRINCIPIA: Master of Science の不具合につきまして
コミケット90で頒布しました「PRINCIPIA: Master of Science」(Windows/Mac OS X 両対応)のWindows版について、環境によってはゲームが起動しない不具合がありました。本ページで、原因および対処方法についてまとめました。
現象
Windows版のインストール後、ゲームを起動しようとすると MSVCP140D.dll および VCRUNTIME140D.dll がないために起動に失敗する。
Microsoft のサイトから 『Visual Studio 2015 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ』をダウンロードし、インストールしても同じエラーが出る。
原因
Windows版のビルドが「リリースビルド」ではなく「デバッグビルド」だったため、『Visual Studio 2015 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ』には含まれないDLLが必要になっていることが原因です。
対処方法
[方法1] リリースビルドパッチを使う方法
1.一度 PRINCIPIA をアンインストールします。(CD収録の Principia-0.9-2016.08.14.msi を使用するか、「プログラムの追加と削除」を使用します)
2.再度 PRINCIPIA をインストールします。(CD収録の Principia-0.9-2016.08.14.msi を使用します)
3.以下の場所からリリースビルドパッチ (Principia_0.9-2016.08.14-patchA.msi) をダウンロードして、インストールします。
http://tomeapp.jp/support/Principia_0.9-2016.08.14-patchA.msi
ここで、インストールされた Principia.exe, game.res, libcocos2d.dll のタイムスタンプが 2016/08/16 になっていることを確認してください。
4.以下の場所から『Visual Studio 2015 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ』のx86版(vc_redist_x86.exe)をダウンロードし、インストールします。
Visual Studio 2015 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=48145
あとは Principia.exe を起動すれば、ゲームが開始されるはずです。
[方法2] Visual Studio 2015 そのものをインストールする方法 (※非推奨〉
開発環境である Visual Studio 2015 そのものをインストールすれば、デバッグビルドも実行できるようになります。
しかしインストールには10GB程度のディスク容量を必要とするため、可能であればこの方法は避けてください。
問い合わせ
本件に関する問い合わせ先
info@tomeapp.jp