組立式35倍の望遠鏡+iPhone6で月の写真撮ってみました

こんにちは。

科学史をテーマにしてゲームを作ったりしていますが、調査と称していろいろな分野のサイトを覗いています。

先日たまたまこんなサイトを見つけました。

星の手帖社
http://business3.plala.or.jp/starbook/

 

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35倍の天体望遠鏡・・・、3千円・・・。

天体望遠鏡というと、何万円もするマニア向けのものだと思っていましたが、3千円くらいで35倍とか言う結構すごそうなのが買えるとは知りませんでした。

というわけで、気づいたらポチっていました。

組み立て

写真 2015-10-02 23 15 19

届いてからしばらく放置していたのですが、昨日やっとその気になったので開封!

写真 2015-10-02 23 24 27

レンズが4枚入っていていい感じ・・・。

尚、1枚に見えるレンズも、実際には2枚のレンズが貼り合わされてできている「アクロマートレンズ」(色収差低減レンズ)とのことです。アクロマートレンズは Wikipedia によると1729年ごろ発明されたものなので、ニュートンの時代にはなかったものです。そんな優れものがこんな安価なキットに含まれているとはいい時代になりました・・・。

組立は簡単です。工具もいらない。接着剤もいらない。

「10分で完成!」は看板に偽りなしです。

写真 2015-10-02 23 34 04

最後にシールを貼って完成!

写真 2015-10-02 23 41 46

三脚に乗せると結構それっぽい!

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これで3,056円は安い!!

ひとつ注意点があります。カメラ用でもなんでもよいのですが、三脚は必須です三脚がないと手ぶれでまともに観測できません。三脚がない方は、2千円くらいのやつでいいので一緒に買いましょう。

観測

さっそく自宅のベランダに出て観測しました。

この日は2015年10月2日、場所はさいたま市某所です。

写真 2015-10-03 0 02 52

おお、結構よく見える!

せっかくだから iPhone6 で写真とれるかな〜と思い、特に固定などせず接眼レンズのところに iPhone 持って行ってパシャパシャ撮ってみました。

一番きれいに撮れてたのがこれ!

写真 2015-10-02 23 59 22

クレーターもしっかりと確認できますね!

4日前が「中秋の名月」だったので、満月に近いかなあ〜と思ったんですけど、すでに結構欠けていました。月の満ち欠けも速いんですね・・・。

満月の時に撮ればよかった・・・。

しかしこれは癖になりそう!

「倒立像」について

尚、この望遠鏡は「倒立像」です。上下左右逆さまに見えています。(逆さまにならない「正立像」の望遠鏡は、構造が少し複雑になるので少し高級品になります。)

上下は逆さまになるのはわかりやすいですが、左右はどうなの?とちょっとわかっていませんでしたが、ガソリンスタンドを見てみてわかりました。

写真 2015-10-02 23 53 50

ちょっと写真では見えにくいですが、「セルフ」と読めますよね。鏡像になっていないということは、上下だけでなく左右も逆になっているということですね。180度回転させれば日常的に見ている像になります。

感想

たったの3,056円(三脚お持ちでない方は+2,000円) でここまで見える望遠鏡が買えるとは知りませんでした。買って大正解。

iPhone のカメラを接眼レンズのところに持って行ったら結構きれいな写真が撮れたのも驚きです。専用の器具とか、画質にこだわらなければとりあえず必要なさそう。

説明書きによると「土星の輪の存在が確認できる」そうなので、天気の良い日に挑戦してみたいと思います!

 

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