アプリストアに必要なスクリーンショットをリサイズで一気に作成するコマンド
こんにちは。
前回アプリを公開したとき(2015年4月)に使った小技ですので、いま有効かどうか未確認ですが、サイズの異なるスクリーンショットを一気に作るコマンドの紹介です。
使用した環境
OS: Mac OS X 10.10.3
準備するもの
自分の場合はiPhone6 に合わせて 750×1336 pixel で、元となるスクリーンショットを5枚作成しました。(今考えると、640×1136 pixel で作っておけば、十分だったかもしれませんが、iPhone6 で 640×1136 のみ対応のアプリを動かすと、ピクセルが拡大されているのが見てわかってしまうので、こだわってしまいました。)
機種 | 画面サイズ [Pixel] | 必須? | 備考 |
iPhone4s | 640×960 | 必須 | そろそろサポートしなくてもよくなるらしい。(もうなっているかも) |
iPhone5/5s | 640×1136 | 必須 | |
iPhone6 | 750×1336 | オプション | |
iPad | 1536×2048 | iPad対応アプリには必須 | とりあえず左記のサイズを用意したら、iPad対応としてサブミットできた。 |
例えば、ss1.png 〜 ss5.png という名前の 750×1336 のスクリーンショット画像を、iphone6という名前のディレクトリに置きます。
コマンド実行
この状態で、ディレクトリ丸ごと、iphone4, iphone5, ipad という名前でコピーします。
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$ cp -a iphone6 iphone4 $ cp -a iphone6 iphone5 $ cp -a iphone6 ipad |
サイズの変換には sips コマンドを使います。iPhone6 -> iPhone5 のサイズ変換は、アスペクト比がほぼ等しいので、sips の -z オプションでサイズを指定するだけです。
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$ sips -z 1136 640 iphone5/*.png |
iPhone4 や iPad へのサイズ変換は、アスペクト比が異なるので、まず -z オプションでアスペクト比を保つようなサイズに変換したのち、-p オプションでゼロうめをしてサイズを合わせます。こうしないと、単純な引き伸ばしになってしまいます。
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$ sips -z 960 540 -p 960 640 iphone4/*.png $ sips -z 2048 1149 -p 2048 1536 ipad/*.png |
結果
プレビューなどで結果を確認します。
これで、一応は各サイズ用のスクリーンショットが用意できました!(サイドの黒塗りが気になる方は、何か別の手段を使う必要がありますが)
スクリーンショットで気がついたんだけど、レアアイテムをゲットしたらスクリーンショットで記念写真とってそれをツイーターに投稿できるようにしたらゲームアプリ売れるんじゃないか?このゲームのレアスクリーンショットはずばり体操服の下半身だろう