「週3日OKの仕事」という甘い言葉につられてフリーランス登録したら「そんな仕事ない」と言われた
こんにちは。
ツイッターなどで何となくほのめかしているのでお気付きの方もいると思いますが、tomeapp 「ゲーム事業部」では思ったように利益が出せていないので、tomeapp 存続のために請負の仕事を少しずつ開始しています。うう・・・。
週3日くらい請負の仕事をやって、残りの時間で本業のゲーム開発ができれば長期的に活動していけるのではないかと考えました。
で、とりあえず知り合いの紹介で CakePHP による WEBサイトの制作とかやらせてもらったりして、ああ、こんな感じの仕事をいろんなところからもらえればいいなあと思い始めていました。
よさそうな広告を発見!
そんな中「フリーランス 週3日」などでググっていた自分を見透かしたような広告が出始めました。検索ワードが広告に反映されるのは相変わらず全てを見透かされているようで恐いです。
「週3OK フリーランスエンジニアの案件」
「言えない。週2〜3日で月50万も稼いでいるなんて。」
なんと今の自分には魅力的すぎるこの謳い文句にやられて、広告をクリックしてしまいました。今にして思えば広告はクリックしたら負け。
10年ぶりに自己PRを書いて登録
サイトを見てみると、自分の得意な分野、スキル、業務経歴、自己PRなどを指定のフォーマットに記入して提出する必要がありました。この年になって自己PRするのは結構パワーが要りました。
そのころの自分のツイート。
この歳になっても自己PRせねばならぬのですかね・・・? \(^o^)/
— TOME (@shinhirota) 2016, 3月 4
スキルシートを書くスキルが試されている
— TOME (@shinhirota) 2016, 3月 5
恥ずかしながらスキルシート書いてまいりました
— TOME (@shinhirota) 2016, 3月 5
基本的に自己PRとか大の苦手なので大変でしたが、そこは割り切ってなんとか書きました。 そして「週何日の案件を希望するか」を記入する欄がなかったので備考欄に「週3日程度の案件を希望します」と書きました。今にして思えばこのあたりにも違和感がありました。
登録を済ませたのが土曜日だったのですが、約2時間後にさっそく確認の電話が来ました。
「この度は登録ありがとうございました。案件の希望は登録していただけましたか?それでは後日担当者からご提案させていただきますので少々お待ち下さい。」
週末だったこともあり、次の動きがあったのは週明けでした。
予想外の返信・・・
そして運命の週明け月曜日、メールが届きました。
面接日の連絡でも来たのかな・・・。
どきどき・・・。
・・・あれ?
・・・これ。
うそ〜〜〜〜〜??!!
確かに広告では「週3OK」と書かれていたにもかかわらず「週5日フル常駐型の案件を中心に取り扱っております」「ご期待に添うことができずに申し訳ございません」というまさかの返信でした。
せっかく恥ずかしいの我慢して自己PR書いたのに・・・。ヽ(;▽;)ノ
思わず、こんなツイートしたら拡散されるだろうなと思いつつ、以下のツイートをしてしまいました。
某フリーランス向け仕事紹介サービスがあたかも週3日勤務OKの案件もそれなりにあるような広告を出されてたので登録してみたら驚きの返信が来ました 皆さんも気をつけて下さい pic.twitter.com/lghZs0O3UV — TOME (@shinhirota) 2016, 3月 7
案の定、というか予想以上に拡散されてしまいました。あっという間に1000RTされてしまいました。歴代2位。 いろいろな反響をいただきましたが、一番自分の心を捉えたのはひでまるさんのこのツイート。
@shinhirota これただの派遣社員じゃないですか(^o^;)
— ひでまる (@hidekyon0503) 2016, 3月 8
ですよね・・・。
公式アカウント様から謝られる?
ここまでならよくある話?ですが、例のツイートが思いのほか反響があり、おそらく運営会社様の知るところになったようです。まあこちらとしては金銭的な損害が出たわけでもないので、このままうやむやにしてしまおうと思っていたのですが、水曜日になって突然以下のツイートがありました。
【お詫び】レバテック運営事務局です。弊社の対応により不快な思いをさせてしまい誠に申し訳ございません。本件の経緯と対策についてご説明させていただきたく、添付書面をご確認いただけますと幸いです。何卒お願い致します。@shinhirota pic.twitter.com/XV1Vc8NMS5 — レバテック(LevTech) (@levtech_inc) 2016, 3月 9
あ、公式アカウント様に謝られてしまった・・・。ヽ(;▽;)ノ
自分が思っていた以上に事態が大きくなってしまったようで、ちょっと恐いです。
丁寧に対応していただいたので、こちらもこれ以上騒ぐのはやめようと思います。先方はこっちの本名、住所も知っているし・・・。
お詫びの文章を拝見しましたが、社内での連絡不徹底などがあったとのことですので、これを機に企業側にもフリーランス側にもより利用しやすいサービスになってくれるとよいと思います。
しかし自分が言うのもなんですが、自分のような一個人が発信した情報が企業を動かす事態にまで発展するツイッター、インターネットは恐いですね・・・。
仕事募集中(週3日くらいで・・・)
というわけで tomeapp では週3日くらいで対応可能なお仕事募集中です。興味のある方はツイッターなどでご連絡ください!
ヽ(;▽;)ノ
Pingback: 週3日の仕事をゲットする方法が見えてきた(見つけたとは言っていない) | tomeapp
ためになる記事でした。ありがとうござます。
私もフリーでwebサイト制作をやっておりまして、収入の安定のために
週2~3の空いた時間で効率よく仕事がしたいという思いからこの記事にあるエージェントに
つい先日登録しました。
同じように週3希望と備考欄に記載して・・・。
結果は全くこの記事の通りでした。今も状況は変わってないみたいです^^;
それなりに開発の経験はありますので私も恥ずかしながらどきどきしながら
待ってました。
そして返信を見て
うそ〜〜〜〜〜??!!
ってなりました・・・笑
これが現実なんですかね。
長文失礼しました。
コメントありがとうございます
他のエージェントさんだと、もう少し週2〜4日くらいの仕事もあるようですよ
自分は結局見つけれてませんがw
非常に為になる、記事でした。
私も同様の結果になりました。。
公式の謝罪文はなんなんですかね。。。
しかし、色々探すと実際に週3日や
フルリモート案件などあることがわかりました。
良い会社もあるようです。
tomeapp様も素敵な案件と巡り合わせられますように。
Pingback: フリーランス向けの虚偽広告が酷い | Hanesoft Blog
Pingback: バズるとは?SNSを通し拡散されまくる記事を書くためのヒント | Archieve
私も同じく同じ会社さんで再三事前確認したにも関わらず、来社してから、週5案件しかない、99%週5案件です。と言われました。
ありがとう(v^-゚)拡散してくれて!
これは絶対誇大広告、嘘の広告ですよね!
問題あるんじゃないすかね、法的にも。謝罪するなら誇大広告取り消せっつーの!
大げさな広告・紛らわしい広告・嘘の広告は
公共広告機構(JARO)へ連絡ください。
自分もフリーランスで同じ会社さんや他の同様のサービスに登録しました。
やはり週5案件ばかりの紹介で、とにかくねじ込んでしまえという印象を受けました。
何社か面談もしましたが案の定先方とこちらで条件が折り合いつかず、登録するだけ時間の無駄だったなあと思います。
あと上限額は言うものの実際の報酬はいくらか具体的には教えてくれないのも信用できませんでしたねー。
ちなみに今は週3の仕事を見つけましたが、参画した直後から週4か週5で来てくれと営業にしつこく言われています。
(話が違うと断っていますが…)
嘘のバナー広告で釣るのは本当にやめていただきたいですね。
もう10年以上に渡って、在宅やリモート案件を漁ってきたものです。
最近とくに出歩けない病気を患ってしまったので、もう死のうかと思ってるくらいですが、30台以下だとマジ「スーパーエンジニア」でもない限り、良質な在宅・リモート案件にあたるのはなんらかのクジに当たるくらい幸運でしょう。
しかも最近は収益目的のブログ当たり前時代がやってきていて、「そこまで自由に稼げてるんなら、ブログいらんだろ」と思う人も書いていますが、たいがい「事実と乖離していること」を書いているからです。
幸い、これまで何度かはフルリモート案件に従事したことがあります。最近いつのまにか東京以外も景気が良いのでフルリモート、準リモート案件も出てきていますが、実際この世界は「ドカタ」なので、たいがいリモート案件 = 隠れデスマーチ案件と思ったら方がいいくらいです。
さらに最近は「誇大広告」に対する政府的なチェックも甘いので、TV見るだけで月収**というレベルと同じと考えた方がいいです。超大企業に常駐すると、「なんでここまで技術ある人がこんなとこ常駐してるんだ?」と疑問に思うのですが、それが現実なんですね。
人柄やスキル人脈で「まったくないわけではない」から、とか特にレ〇テックとか「月収160万」と言った広告が躍るんですね。
Pingback: 特定派遣がもうすぐ廃止になるけど、結局どうなるんだろう? | CodeLab技術ブログ
レバテックとか、prosheetとか今でも同じような募集広告かけてますね。もちろん、そんな案件無いそうですw
こいつらにかかわった時間って損害賠償請求できるんですかね。
ああ、自分もそこ登録してます。
そこではないですが、私も
低マージンを謳ってる某会社が週3〜とあり、基本は週5でやるつもりでしたが、週3を2件、体調によっては1件にしたりして調整するなんて道もあるかなと思い登録した結果
同じこと言われましたww
テレワークとかで検索しても、出てくるのは嘘っぱちばかり。誇大広告はホント取り締まって欲しいですね。
ためになる記事でした。ありがとうござます。
私もフリーでwebサイト制作をやっておりまして、収入の安定のために
週2~3の空いた時間で効率よく仕事がしたいという思いからこの記事にあるエージェントに
つい先日登録しました。
同じように週3希望と備考欄に記載して・・・。
結果は全くこの記事の通りでした。今も状況は変わってないみたいです^^;
それなりに開発の経験はありますので私も恥ずかしながらどきどきしながら
待ってました。
そして返信を見て
うそ〜〜〜〜〜??!!
ってなりました・・・笑
これが現実なんですかね。
長文失礼しました。
先日1日かけてレバテックにスキルシートを送り登録したら
2020年の今も「現在週3案件、リモート案件はご案内出来ない状態です」と返信が来ました。
長年案件が無いのであれば、それは事実として週3案件を持っていない、またはごくまれに発生するが、基本は無い状態なので、誇大広告に当たるかと思われます。
コロナ渦でも週5常駐の案件ばかりなのは、レバテックさん自身が法人企業さんとの交渉努力をしていないのかと思われますね。
逆に正社員の方がリモート化が進んでいるので、エージェントの存在意義や柔軟性をこれからかなり問われるかと思います。
もし誇大広告では無いのであれば週3案件を常時どれくらい保有しているのかも公開して欲しいですね。